こんにちは。
現在、マイホームを新築中のゆうきです。
この記事では、我が家の家づくりの記録を書いています。
妻のひかりです。
マイホームが完成するまでどんな流れで進んでいくのか、是非参考にしてください。
今回は、「注文住宅の工事着手金」について、書いていきます。
建売住宅やマンションと違い、1から家づくりをする注文住宅の場合は、契約金や着手金、中間金などの支払いが必要となってくることがほとんどです。
この記事では、ハウスメーカーと地域工務店の両方を検討した私が、着手金などの違いを含めて解説します。
ついに我が家も着工しました!
これから家を建てるという方は、是非参考にしてくださいね!
それでは、続きをどうぞ。
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記事公開時点の進捗状況
記事公開時点の進捗状況
- 2020/10月上旬 工務店決定
- 2020/11月上旬 間取り決定
- 2020/11/23 工事請負契約締結
- 2020/11/24 住宅ローン本申込み
- 2020/11/27 確認申請提出
- 2020/11/28 遣り方設置
- 2020/11/29 地鎮祭
- 2020/12/ 9 確認済証交付
- 2020/12/12 着工(掘削開始)
注文住宅の工事着手金はいくら?【工事着手金とは?】
まず最初に、「工事着手金」について簡単に説明します。
工事着手金とは
工事着手金とは、読んで字のごとく「工事に着手するときに支払う代金」のこと。
注文住宅の場合は、工事の進捗に合わせてその都度代金を支払うのが一般的。
住宅ローンを使用する場合は、「つなぎ融資」が必要になる。
注文住宅の場合は、土地代金(土地を購入する場合)、契約金、着工金、中間金といったように、工事の進み具合に合わせて代金を支払う場合がほとんどです。
そのため、住宅ローンを借りる場合は、一括で支払いが可能な建売住宅や分譲マンションと違い、「つなぎ融資」が必要となってきます。
つなぎ融資については、以下の記事で解説していますので、よくわからないという方はぜひ読んでみてください。
住宅ローンのつなぎ融資とは?初心者向けに解説
続きを見る
また、つなぎ融資を扱っているネット銀行は非常に少ないのですが、以下の記事で私がおすすめする銀行を紹介していますのでこちらもどうぞ。
住宅ローンのつなぎ融資でおすすめの銀行や金利を紹介
続きを見る
注文住宅の工事着手金はいくら?【一般的な相場】
それでは、実際にいくらぐらいの支払いが必要になるのでしょうか?
一般的な相場を解説します。
SUUMOによると、
- 契約金(契約時)・・・請負金額の10%(300万円)
- 着手金(着工時)・・・請負金額の30%(900万円)
- 中間金(上棟時)・・・請負金額の30%(900万円)
- 残代金(引渡時)・・・請負金額の30%(900万円)
このくらいが相場のようです。
( )内の金額は、請負金額(契約金額)が3,000万円の場合に支払う金額を参考に載せています。
もちろん、地域やハウスメーカー、工務店によってかなり金額差があります。
また、会社で請負代金の何%と決まっていたとしても、どうしてもその金額を用意できない場合は、稟議を通してもらうことで多少融通がきく場合もあります。
あと銀行によっては、契約金のつなぎ融資を取り扱っていない場合などもありますので、その場合は契約金額を現金で支払う必要も出てきてしまうんです…。
ですので、いつ、どのくらいの支払いが発生するのか、早めに営業担当者に確認することをおすすめします。
注文住宅の工事着手金はいくら?【検討したハウスメーカーの場合】
次に、検討していたハウスメーカーの工事着手金等を紹介します。
検討していたハウスメーカーは北海道を中心に展開している高気密高断熱住宅が得意なハウスメーカーです。
↓検討したハウスメーカーの場合
- 申込金(申込時)・・・100万円(契約したら返金)
- 契約金(契約時)・・・請負代金の20%(600万円)
- 着手金(着工時)・・・請負金額の20%(600万円)
- 中間金(上棟時)・・・請負金額の40%(1,200万円)
- 残代金(引渡時)・・・請負金額の20%(600万円)
これをみると、SUUMOにあった相場と若干違いますね。
特に、多くのハウスメーカーでは申込金で100万円の支払いを求められることが多いようです。
申込金は、その後契約に至った際は全額が返金されます。
もちろん、返金を受けずに契約金に組み込むことも可能です。
もしかして、契約しなかったら返金されないの…?
いや、そんなことはないよ。
全額返金は難しいけど、地盤調査にかかった費用(5〜10万円程度)を差し引いた金額くらいは戻ってくることが多いとのこと。
申込金までつなぎ融資を利用する人は少ない(そもそも使えない場合が多い)ので、現金で支払うことになります。
最近は、貯金がなくフルローンで住宅ローンを借りる人も多いですが、本当に貯金が0円だったら契約自体ができないので、多少の貯金は必要ですね!
結局、このハウスメーカーにはごめんなさいをしたのですが、どのように断るのがいいのかを解説した記事も書いていますので、「ハウスメーカーの断り方に困っている」という方はこの記事をどうぞ。
ハウスメーカーの断り方は?電話・メール・直接のどれがいい?
続きを見る
注文住宅の工事着手金はいくら?【我が家の場合】
それでは、実際に私たちがお願いした地域工務店の場合を見てみましょう。
依頼した地域工務店は、社員が4人で年間着工数は7〜8棟の小さな工務店です。
↓我が家(地域工務店)の場合
- 申込金(申込時)・・・0円
- 契約金(契約時)・・・0円(印紙代5千円の支払いは有り)
- 着手金(着工時)・・・0円
- 中間金(上棟時)・・・請負金額の50%(1,500万円)
- 残代金(引渡時)・・・請負金額の50%(1,500万円)
SUUMOのページに載っていた相場やハウスメーカーとは大きく違うことがわかりますね。
これを見ていただくとわかるように、上棟まで工務店への支払いはほとんどありません。
申込金の100万円が不要なので、本当に貯金がなくても建てることができそうですね。
正直、世帯年収があまり高くない我が家にとっては、とても助かりました…。
つなぎ融資も中間金のときの1回だけなので、つなぎ融資の高い利息を最小限に抑えれそうです。
すべての工務店がこのような支払い体系となっているわけではないですが、人気があって資金繰りに困っていない工務店であれば申込金や契約金の支払いを抑えられるかもしれませんね。
注文住宅の工事着手金はいくら?【まとめ】
住宅業界に限らず建設業界もそうなのですが、工事を発注してから引き渡しまでが長いというのが特徴です。
そのため、進捗状況に合わせて少しずつ支払うことが一般的となっています。
ですが、本来であれば完成後、施主検査等に合格してから相応の金額を支払うべきだと私は考えています。
なので、個人的には上棟時の中間金は仕方ないにしても、何も工事していない契約時に数百万円もの金額を支払うというのは、少し抵抗がありました…。
契約してすぐに会社が倒産してしまったら、お金が戻ってこない可能性もありますしね…。
その反面、「支払いはあとでOK」と言われると、経営が順調な証拠ですし、お金が帰ってこない心配もないので安心ですよね!
ですので、「貯蓄が0だけど家を建てたい!」という方は、是非地元や隣町の地域工務店をあたってみることをおすすめします!
最後に良い地域工務店の探し方は、以下の記事で解説していますので、是非ご覧ください。
近くの工務店の探し方とは?自分にベストな工務店を見つけよう!
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これから家づくりを始めるなら
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以下の記事で、利用方法や実際に利用した感想なども書いているので、是非参考にしてください。
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