こんにちは。
絶賛、マイホームを計画中の「ゆうき」です。
一級建築士として、現場監督や設計、工事監理の経験が10年以上あります。
・住宅ローンのやばい借り方って?
・絶対に住宅ローンで失敗したくない!
・住宅ローンがよくわからない…。
こんな疑問を解決します。
住宅ローンって、種類もたくさんあって、素人にはわかりにくいですよね…。
中には身の丈に合わない住宅ローンを借りてしまって、払うことができなくなる人も…。
この記事では、そんな失敗事例を紹介します。
この記事の内容
- 住宅ローンの種類
- 住宅ローンのやばい借り方
- 危険な借り方をする人の特徴
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住宅ローンの種類
まず、住宅ローンの金利タイプについて解説します。
基本的には、大きく分けて3種類です。
金利タイプ | 特徴 |
---|---|
固定金利選択型 | ・固定金利期間が設定されている ・固定期間終了したら金利タイプを再選択 ・経済的に余裕ある人におすすめ |
変動金利型 | ・返済額が変動 ・短期でローンを組む人におすすめ ・経済動向に敏感な人におすすめ |
全期間固定金利型 | ・返済額が固定 ・安定した収入源が見込みる人におすすめ |
資金計画については、別記事で解説していますので、是非ご覧ください。
家づくりの資金計画とは?初めての家づくりで大切なお金の話
続きを見る
住宅ローンのやばい借り方&危険な人の特徴【5選】
それでは本題の「住宅ローンのやばい借り方&危険な人の特徴5選」について、解説します。
この内容は、
・家づくりセミナーで紹介していた事例
・私が調べた結果、やばいと思った事例
を記事にしています。
皆さんも失敗事例を見て、こうならないように注意してくださいね。(私を含めて)
こんな人はやばい【5選】
- 明らかに借りすぎなのに、そのことに気付いてない
- 固定金利だと借りれなくて、変動金利を選択
- ボーナス払いの割合が高すぎる
- 金利が上昇することがわかっているのに、何も対処しない
- ライフプランのシミュレーションをしていない
それでは、見ていきましょう。
明らかに借りすぎなのに、そのことに気付いてない
最初は、住宅ローンを借りすぎた事例です。
一番よく聞く失敗事例かもしれませんね。
私は年収400万円、妻はパートで年収100万円です。
世帯年収500万円で住宅ローンを3,200万円借りて、大手ハウスメーカーと契約しました。
住宅ローンのことはよくわからないけど、営業マンが「皆さんこのくらい借りてますよ!」と言ってたし、一番おすすめと言っていた銀行で借りました。
この方は、世帯年収の7倍(自分の年収の8倍)を借りようとしていたようですね。
年収に対する借入額というのは、大体どのくらいに抑えるべきかという目安があります。
年収の5倍以内というのが無理のない借入額と言われています。
この方の場合は、2,500万円程度が身の丈に合った金額と言えそうですね。
なので、700万円も無理をして借りようとしていたということになります。
しかも、やばいことに気付いていないのが一番危険…。
基本的なことなので、しっかりと押さえておきましょう。
固定金利だと借りれなくて変動金利を選択
2人目は、固定金利だと借りれなくて変動金利を選択した人です。
やばい人②
20代男性
まだ20代のため、固定金利は金利が高く毎月の支払いが難しいです。
今後も低金利時代が続くし、問題ないと思い変動金利にしました。
もちろん、変動金利型が悪いというわけではありません。
全期間固定金利の商品が金利1.6%程度の中、ネット銀行の変動金利が0.4%台前後の商品もあり、低金利がとても魅力です。
しかし、変動金利には金利上昇のリスクが付きまといます。
固定金利で借りれないということは、かなり無理している証拠。
金利が上昇したら、払えなくなるのは目に見えてますよね…。
ボーナス払いの割合が高すぎる
3人目は、ボーナス払いの割合が高すぎる人の事例です。
やばい人③
30代男性
毎月の返済額を抑えるために、ボーナス払いの割合を30%にしました。
ボーナス時の返済額は25万円ほどですね。
まあ、ボーナスは必ず出るし問題ないと思っていましたが、新型コロナウイルスの影響で会社の売り上げが激減。
ボーナスカットになってしまいました…。
公務員などであれば特に問題ないと思いますが、一般的な会社員の場合、将来にわたりボーナスが出る保証はありません。
万が一、ボーナスが出ない年があったとしても、貯金を切り崩してでも払えるのかということを確認してく必要があります。
ボーナスは、将来のための貯蓄に回すことにして、ボーナス払いを設定しても10万円以下程度に抑えておくのが健全だと思います。
ローンの支払いは、とても長いです。
ボーナスが出なくても問題ないように、貯蓄へ回すことも忘れないでおきましょう。
金利が上昇することがわかっているのに、何も対処していない
4人目は、金利の上昇への対策をしていなかった人の事例です。
やばい人④
40代男性
固定金利選択型の住宅ローンを借りて10年。
固定金利の期間が終わって、金利の見直しによって大幅に返済額が上昇してしまいました。
まさかこんなに上がるとは思っておらず、貯金もほとんどないので、返せるか不安です…。
固定金利選択型は、最初に固定期間を3年、5年、10年と選択でき、その後金利の見直しがあります。
基本的に、最初の固定期間の金利よりも見直し後の方が金利が上がるので、貯蓄をしておくなど準備が必要です。
固定期間の金利でぎりぎりの生活の方は、そもそもローンを借りすぎの可能性が高いです…。
ライフプランのシミュレーションをしていない
最後は、ライフプランのシミュレーションをしていない人の事例です。
やばい人⑤
30代男性
少し借りすぎなのは承知の上でしたが、今の家賃よりも少し高い程度だったので問題ないと思っていました。
しかし、子供2人が大学に行ったときに、出費が家計をかなり圧迫することが判明…。
はじめにライフプランのシミュレーションをしていれば、もう少しローンの借り入れを少なくできたのに…。
子供がいる方は、子供の年齢が18~22歳のときに最も出費が大きくなります。
そのときでもローンを払い続けられるかを確認するために、ファイナンスシャルプランナーに相談して、ライフプランシミュレーションをすることをおすすめします。
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住宅ローンのやばい借り方とは?危険な人の特徴【5選】:まとめ
住宅ローンの返済は、とっても長いです。
金利の上昇や収入の減少、ボーナス打ち切り、病気やケガ、リストラなど、この先何が起こるかわかりません。
2020年2~5月に発生した新型コロナウイルスの感染拡大のように予想できないことも起こりえます。
安全な金額でローンの借り入れをすることが、何よりも大切です!
住宅ローンの相談は、プロのファイナンシャルプランナーにお願いするのが一番ですね。
こちらのサイトでは、保険の相談や住宅ローンの相談ができます。
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やばい人①
30代男性(妻、子供2人)