こんにちは。
絶賛、マイホームを計画中の「ゆうき」です。
一級建築士として、現場監督や設計、工事監理の経験が10年以上あります。
・間取りの打合せは、どう進めたらいいの?
・自分で書いた間取りをベースに打合せを進めていいの?
といった悩みを解決する記事となっています。
間取りは、暮らしやすさに直結するから絶対に失敗したくないですよね!
この記事の内容
- 間取りの作成依頼の仕方
- 間取りの打合せの仕方
- 間取りの打合せでやってはいけないこと
タップできる目次
間取りは自分で描かない
間取りを考えるのってワクワクしますよね!
もちろん、なんとなくリビングはここ、キッチンはここ、寝室はここで隣にウォークインクローゼットがほしいな!とざっくりと考える分には全然問題ありません。
基本的な間取りの知識(南面にリビング、北面に水回りなど)も、必要だと思います。
ただし、実際には、建てる土地の用途地域によって、建築基準法における建ぺい率や容積率、北側斜線制限、道路斜線制限など様々な規制を受けます。
なので、間取りは要望だけを伝えて、プロの設計担当者にお願いすることをおすすめします!
私は、自分の知識にはない住宅設計のプロの発想力を引き出すという意味でも自分で設計はしないつもりです。
無料の間取り作成サイトが便利!
自分で間取りを描くのは、建築基準法を理解していないと難しいので、このような無料で間取りを作成してくれるサイトがおすすめです。
このサイトでできることは以下の3つです。
できること3つ
- 間取りの作成を一括で複数に依頼し、比較できる
- 資金計画が立てられる
- 土地探しのサポートを受けられる
もちろん、大手ハウスメーカーや工務店などが登録しています。
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工務店に間取りの作成依頼をしよう!
間取りの作成依頼は要望書で!
すでに工務店のオープンハウスを見に行って、気に入った工務店が数社ある場合は、要望書を作って間取りの作成依頼をしてみましょう!
依頼は要望書でといっても、どういうものを作ればよいかわかりませんよね。
そこで、最低でも以下のことを記載しましょう。
要望書に記載すること
- 自分の名前、住所、電話番号
- 土地のデータ(形状、方角、面積、用途地域、建ぺい率、容積率)
- 家族構成(年齢、職業、趣味)
- 必要な部屋(広さも)
- その他の要望(駐車台数、暖房形式、キッチンの形式、フローリングにしたい部屋など)
- 予算
上記の項目をエクセル等を使って作成し、設計担当者へ渡しましょう。
もし、一緒に見積書も作成してくれるなら、お願いしてみてください。
見積書依頼時の注意ポイント
ただ単に「見積もりもお願いします。」というと、概算見積もりで出てくる可能性が高いです。
ただ、概算見積もりでは何の工事がいくらかかるのかというのがわからないので、「詳細見積もり」を作成できるか聞いてみましょう。
詳細見積もりとは、
基礎工事・・・〇〇万円
外壁工事・・・○○万円
というように、工事種別ごとに金額がわかるものです。
もし、自分で間取りを描いても絶対に見せない
いろいろと建築基準法や間取りの作成方法などを調べて自分で描いたとしても、絶対に見せてはいけません。
なぜなら、他の案が出ずに、その間取りで決まってしまう可能性が高いからです。
設計担当者は、お客様の提案した間取りを否定しづらいですし、その通りの間取りにしておけば、お客様も満足し、設計の瑕疵があったときも責任を取らずに済みます。
自分で描いた間取りや、無料で作成した間取りを見せるのは、自己責任で行いましょう。
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間取りの比較をしよう
間取りは、できれば3社くらいのハウスメーカーや工務店に依頼して作成してもらった方がいいと思います。
3社の間取りを比較することで、自分がイメージしていた間取りに近い間取りを描いてきたハウスメーカー、工務店があるはずです。
予算内で、間取りも理想的、さらに担当者も誠実で信頼できる人であれば、もう決めて良いでしょう。
建てるなら工務店がおすすめ!ハウスメーカーとの違いは?
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間取り作成依頼&打合せ方法:まとめ
まとめ
家づくりは、最初の工務店選びがとても重要です。
たくさんのオープンハウスを見に行き、自分にベストなハウスメーカーや工務店にお願いしましょう。
今後、何十年と付き合いが続くので、慎重に選びましょうね!
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