こんにちは。
絶賛、マイホームを計画中の「ゆうき」です。
一級建築士として、現場監督や設計、工事監理の経験が10年以上あります。
- つなぎ融資がある銀行でおすすめはどこ?
- 注文住宅を建てるので、つなぎ融資がある銀行が知りたい!
- 各銀行のつなぎ融資の金利が知りたい!
こんな疑問にお答えします。
注文住宅を建てるときに、ほとんどの人が利用する「つなぎ融資」。
しかし、銀行によって金利が安くてもつなぎ融資を取り扱っていなかったり、様々な条件があったりします。
この記事では、つなぎ融資を取り扱っている代表的な銀行の金利や条件などを比較し、紹介します。
この記事を読むと、
- つなぎ融資を取り扱っている銀行がわかる
- 代表的な銀行のつなぎ融資の違いがわかる
- 代表的な銀行のつなぎ融資の金利がわかる
こんな内容となっております。
結論からいうと、つなぎ融資を含め住宅ローンを組むなら「ネット銀行」がおすすめ!
その理由も含めて解説します。
また、「そもそもつなぎ融資って何?」と思った方は以下の記事で解説しているので、まずこちらをご覧ください。
それでは、続きをどうぞ。
こんな方におすすめ
- 注文住宅を建てたいと思っている
- つなぎ融資について詳しく知りたい!
- 各銀行のつなぎ融資の違いを知りたい!
住宅ローンのつなぎ融資はネット銀行がおすすめ!その理由とは?
つなぎ融資を含め住宅ローンを組むなら、ネット銀行の住宅ローンをおすすめします。
ネットがおすすめの理由
- ネットで完結する
- 金利が安い
- 手続きが簡単
1.ネットで完結する
ネット銀行は基本的に窓口がないため、手続きはすべてネットで完結します。
担当者の顔が見えないというデメリットはありますが、新型コロナウイルス感染症が拡大している現状を考えると自宅で手続きができるというのはとてもいいですよね!
店舗数は少ないですが、実店舗を持っている銀行もありますので、相談しないと不安という方は実店舗を持っている銀行を選ぶのも手ですね!
2.金利が安い
ネット銀行の最大のメリットとして、金利の安さが挙げられます。
金利の違い(変動金利・2020年9月)
- ネット銀行(ジャパンネット銀行) → 0.380%
- メガバンク(三井住友銀行) → 0.475%
- 住宅ローン専門金融機関(ARUHI)→ 0.700%
- 地方銀行(北海道銀行) → 1.175%
※つなぎ融資の金利ではなく、住宅ローン本体の金利です。
ネット銀行であるジャパンネット銀行の金利が他と比べてかなり安いことがわかりますね。
つなぎ融資を利用するには、その銀行で住宅ローンを借りる必要があるので、住宅ローン本体の金利が安いところを選ぶのがいいですね!
3.審査が早い
3つ目は、審査が早いということです。
建売住宅を購入する場合は特に、審査が遅いせいで同じ物件の購入を検討している人に購入権が移ってしまうという可能性もあります。
一般的なメガバンクや地銀が本審査に7日から10日程度の日数を要するのに対し、ネット銀行では2〜5日程度で審査が完了する場合がほとんどです。
審査日数は、職業や借入金額などによっても前後しますので、おおよその目安として理解しておきましょうね!
住宅ローンのつなぎ融資を取り扱っているおすすめの銀行
住宅ローンを借りるには、金利が安いネット銀行を選ぶことで総支払額を抑えることができます。
しかし、ネット銀行はつなぎ融資に対応していない場合がほとんどなんですよね…。
それでは、ネット銀行でつなぎ融資を扱っているところはどんなところがあるのでしょうか。
有名どころの3行を紹介します。
1.楽天銀行
楽天銀行は、2020年時点で約900万口座が解説されているネット銀行大手です。
気になる楽天銀行のデータは以下のとおりです。
楽天銀行のデータ(2020年10月)
- 変動金利・・・0.527%
- つなぎ融資の金利・・・2.63%
- つなぎ融資の事務手数料・・・一律110,000円
- つなぎ融資が利用できる金利の種別・・・変動金利(固定特約付き)、フラット35、フラット35S、「固定と変動」
- つなぎ融資を利用できる回数・・・土地取得資金、着工金、中間金の最大3回まで
普段、楽天経済圏で生活している方は、馴染みがあって利用しやすいと思います。
私も楽天銀行の口座を持っていて、新規に口座を解説する手間などがないので、楽天銀行にしたら楽だなーと思っています!
2.イオン銀行
続いては、イオン銀行を紹介します。
イオン銀行は、小売業主導で設立されたイオングループの銀行です。
データは以下のとおり。
イオン銀行のデータ(2020年10月)
- 変動金利・・・0.520%
- つなぎ融資の金利・・・変動金利に+1.60%(ワイド団信は、+1.90%)
- つなぎ融資の事務手数料・・・一律110,000円
- つなぎ融資が利用できる金利の種別・・・記載なし
- つなぎ融資を利用できる回数・・・着工金、中間金の最大2回まで
つなぎ融資の金利は、変動金利0.52%+1.60%で2.12%(ワイド団信利用時は、2.42%)となります。
つなぎ融資の金利は、楽天銀行が2.63%なので、楽天銀行に比べて金利が安いですね!
ただ、つなぎ融資は土地購入代金に利用できないので、土地から購入する方は、以下の画像のように土地のみのローンを別に借りる必要が出てくるとのこと。
そこはデメリットになりそうですね…。
3.三菱UFJ銀行
三菱UFJ銀行は、三菱UFJファイナンシャルグループ傘下のメガバンクです。
ネット銀行ではありませんが、ネット専用住宅ローンという窓口ではなくネットで申し込む住宅ローンがあり、低金利でとても人気です。
三菱UFJ銀行のデータ(2020年10月)
- 変動金利(ネット専用)・・・0.475%
- つなぎ融資の金利・・・個別対応
- つなぎ融資の事務手数料・・・個別対応
- つなぎ融資が利用できる金利の種別・・・個別対応
- つなぎ融資を利用できる回数・・・個別対応
変動金利の安さがとても魅力ですが、ホームページにはつなぎ融資の記載はありませんでした。
しかし、つなぎ融資は、個別で対応できるとのこと。
あと三菱UFJ銀行は、公務員を優遇していますので公務員の方にはとてもおすすめです!
住宅ローンのつなぎ融資:銀行別のネットの口コミ
それでは、銀行別にネットの口コミを見てみましょう。
銀行ごとに、良い口コミと悪い口コミをひとつずつ載せています。
1.楽天銀行の口コミ
それでは、まずは楽天銀行の口コミから紹介します。
変動金利で借りれば、いつでも固定金利に変更が可能なところや、基本的にネットショッピングを利用する際に楽天市場や楽天銀行を利用する事が多かったのでよく知っていたから安心して利用できました。
金利は、他のネット銀行と比べてそれほど低くはないですが、全疾病特約がついての金利なので全体的に見るとかなり低いと思います。
単に金利だけを見るのではなく、全疾病特約付きの団信がついているということも考慮するとかなり安い金利といえますね!
金利以外に魅力なし
40代男性
選んだ理由は、金利の低さによるもので他に魅力はなかったです。
もうちょっと諸費用が低ければ満足のいくローンになると思いますが…。
トータル的に考えると金利は低いがその他は他行とそんなに差があるようには感じないですね。
ネット銀行は、低い金利が魅力ですが、その代わりに事務手数料などで数十万円かかる場合があるので、事前に把握しておく必要がありますね…。
2.イオン銀行の口コミ
続いて、イオン銀行の口コミを見てみましょう。
イオンでの買い物が5年間5%OFF!
30代男性
当時の金利・諸費用の安さが決めた理由です。
イオンでの買い物が5年間5%オフされる優遇された特典があるのも魅力ですね!
また、対人での契約で返済シミレーションなど分かりやすくサポートしてくれたし、イオンという信頼感も決定した要素のひとつです。
イオン銀行は、イオンモールに実店舗を持っており、直接相談できるのが魅力ですね!
8大疾病特約をつけると金利がかなり上がる…
30代女性
8大疾病も案内されましたが、金利が大きく上がるので基本プランにしました。
あとは、担当者によるとは思いますが、書類の不備等が何度もあり、そこは減点ポイントですね…。
8大疾病特約はつけたいところですが、金利が大幅に上昇するのは避けたいところですね…。
3.三菱UFJ銀行の口コミ
最後に、三菱UFJ銀行の口コミを見てみましょう。
繰り上げ返済やATMの手数料が無料なのがいい!
20代女性
様々な金融機関を比較検討した結果、大手の信頼感と低い変動金利が決め手でした。
インターネットで繰り上げ返済することが出来たことや手数料がいらないことなども良かったです。
実際に申し込みを行う際もスムーズに進みましたし、ATMの手数料が無料になるのも大きいですね。
やはり、大手の安心感というのは大きいですよね!
ネットで簡単に繰り上げ返済できたり、ATMの手数料が無料になるのも大きなメリットです。
殿様商売だなと感じました…
40代男性
実際は他も検討してたが、ハウスメーカーの薦めもあったこととローン契約に間に合わなかったため、仕方なく決めることにしました。
おそらく不動産会社との提携で、リベート渡したりしていると思われます。
メガバンクということで信頼度が高いことをアピールしているが、とにかく殿様商売をしていると感じました。
人によって感じ方はそれぞれですが、他の銀行も検討している中で仕方なく決めてしまうと後悔してしまうことがあるんですね…。
住宅ローンのつなぎ融資でおすすめの銀行や金利を紹介:まとめ
今回は、つなぎ融資がある銀行3行を紹介しました。
ちなみに以下のネット銀行は、金利の安さが魅力ですが、つなぎ融資を取り扱っていないので、注意が必要です。
つなぎ融資を取り扱っていないネット銀行
- 住信SBIネット銀行
- auじぶん銀行
- ジャパンネット銀行
- ソニー銀行
どの銀行も金利の低さでしのぎを削っていますが、どれもつなぎ融資を取り扱っていません。
最初、ジャパンネット銀行の金利がめちゃくちゃ低くていいなと思っていたのですが、つなぎ融資がないため断念しました…。
※ちなみに、別の銀行から単独でつなぎ融資を申し込むことで、利用することが可能です。
注文住宅を建てる場合は、つなぎ融資がほぼ必須となってきますので、つなぎ融資を取り扱っている銀行をしっかり押さえておきましょうね!
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全疾病特約付きでこの金利は低い!
40代男性